那須高原のふもと、産地をきれいなせせらぎが流れる

普及会紹介


会長名 加藤英治
生産者 14世帯
実施面積 約45ha
作付品目 米、もち米、大麦、大豆、小麦、自然薯(じねんじょ)

 

 研究会のある黒羽町は、栃木県の北東部に位置し、自然を生かした農業、林業、観光の町として発展してきました。平成17年10月、大田原市に編入し、町の名前は消えてしまいましたが、俳聖、松尾芭蕉翁ゆかりの地芭蕉の里くろばねとして多くの観光客が訪れます。

 

 

 

自然農法で育った米

(消費者交流の畑にて)

MOA自然農法に取り組むきっかけ


自然農法の米づくりを取り組むきっかけは、平成5年の大冷害でした。人に頼んで田植えだけしてもらい、後は放ったらかしであった近所の足の悪いおばあさんが、反収6俵の米がとれたのに、化学肥料や農薬にお金をかけた自分は、4俵半だったのです。

 翌年、東京の消費者の方々から、自然農法の米作りをしないかと誘いがあり、6世帯の生産者で当会を結成し、産直が始まりました。

  

消費者との産地交流会(田植え)

消費者の支え


 慣行農法に慣れきった私たちにとって、化学肥料や農薬を使用しないで米を生産することは未知への挑戦であり、田植え後の生育が慣行農法より著しく遅いため、不安な日々を過ごしました。そんな時、消費者の皆さんの顔が浮かびました。「あの人が食べてくれる」ということが、とても励みになりました。

  

会長の加藤さん

消費者に喜ばれる米作りを


  発足当初からMOA自然農法文化事業団の指導をいただき、自然農法ガイドラインに基づき、厳格に栽培を行い、平成12年には、有機JAS認定を受け、仲間も14世帯に増えました。

こういう農法は、隣接する慣行農法圃場からの農薬飛散防止等、地域の理解と協力がなければできません。自然米を作って利益を上げることだけではなく、多くの消費者に喜ばれる米づくり、環境に良い米づくりを考え実践してくれる人が一人でも増え、一緒にやってくれることを願っています。

 

自然薯畑の前で

たわわに実る大麦

 

生産者紹介


高根沢啓市さん

 平成12年、那須黒羽営農研究会に入会し、大麦から自然農法をはじめました。現在では、14名の仲間とともに、うるち米、もち米、大豆、自然薯(じねんじょ)などを栽培しています。

 

 

 ここでとれた大麦は麦茶や押し麦などに商品化されています。

 

 

 

 

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